3月4日(土)に、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーにあるCIC(Cambridge Inovation Center)にて、「ソンダー」に関するサイエンスカフェを実施しました。これは、2020年に学術系クラウドファンディング、アカデミストを通して寄付をしてくださった方々へのリターンとして開催されました。5名がゲストとして招待され、4名のIAFAメンバーが参加しました。
「ソンダー」とは、「自分とは異なる他者にも、その人が主人公の人生がある事を知る」ことです。今回は、前半はアンケートなどに基づくソンダー研究発表、後半は「ソンダー」の実践を行いました。 アンケートでは、ペットの有無と孤独を感じる頻度は関係が薄い、孤独を感じる人ほど他人の行動が気になる、といったことが明らかになりました。 ソンダーに気づいた時のトップ3は以下のようでした。 1.他者が自分とは違う考え方をもっていることに気づいた時 2.自分ではない他者の立場で物事を考えるきっかけ(学習、経験)を通して 3.まわりの人に優しくしようと思った時 後半の、みんなで「ソンダー」をしてみようという企画では、プーチン氏、トランプ氏、LGBTQを認めない人などを対象にしてはどうかという提案がされました。そして、LGBTQを認めない人についてソンダーしてみることにしました。 慣れていない、LGBTQ当事者と出会ったことがない、制度があったとしても認識はなかなか変えられない、教育に課題があるなど、様々な意見が交わされました。そして、思考停止に陥らず、こうした議論を続けていくこと、分からないときは聴くことの重要さが再確認されました。 サイエンスカフェの後は、近くのお店で懇親会。充実した一日となりました。
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